
日本で教師をしていた妹のサラが、青木ヶ原で行方不明になったという知らせを受けたサラは、アメリカから日本へと向かう。記者のエイデンに同行し、サラは樹海へと入るが…
最近は、昔みたいに手当たりしだい何でも観る!な貪欲さが失われ、老化による


これぞB級!な映画でした。いい映画を作ろうとして失敗なのではなく、最初からB級映画を作ろうとしてたとしか思えないような。すごい雑でテキトーな内容でビツクリ。オチのなさすぎるラストにも失笑。ただ単に、青木ヶ原で撮影したかっただけ?その青木ヶ原にしてって、あまり効果的に使われてなかったし。ほんとにここ、青木ヶ原?イギリスかアイルランドの森林公園じゃないの?と疑えましたし。ここでハイキング、森林浴したら気持ちいいだろうな~という自然の美しさよりも、入ったら二度と出られない、黄泉の入口である樹海の神秘や不気味さを、カメラにとらえてほしかったです。
ホラーとしてはかなりの出来損ないですが、こんなこと日本人はしない!日本にはない!な、ヘンテコな日本描写はかなり笑えました。いまだに欧米人にとって日本は、おかしな国なんですね~。サラが寿司屋に入ると、注文もしてないのに生きたエビの寿司が出てきたり。食べたいわ!と思った。青木ヶ原の案内所の地下室には、樹海で発見された自殺死体が安置されてたり。サラたちの樹海に入る服装が軽装すぎ!ハイキングでももっとちゃんと着ますよ。立ち入り禁止にも堂々と入っていくサラたち、いま観光各地で問題化してる典型的な迷惑外人!
サラ役のナタリー・ドーマンは、The Tudorsのアン・ブーリンですね。The Tudorsの時はピチピチしてましたが、この映画ではすっかりおばさんになってました。やっぱちょっとビョークに似てますよね~。サラを助ける記者役は、俳優としてよりもレディ・ガガの彼氏として知られてるテイラー・キニー。ガガが惚れただけあって、男前ですね。ちょっとジェラルド・バトラー+コリン・ファレル、みたいなご面相。少し濃ゆ目のヒゲ顔といい、マッチョな体といい、ゲイにも受そうなルックス。
この映画を観たのは、大好きな小澤征悦


樹海の日本人ガイド役のオザユキ。外国人と一緒でも見劣りしない長身と、流暢な英語がカッコよかったです。さすが世界的指揮者を父にもち、海外生活も長かっただけある生粋のお坊ちゃまです。英語を喋ってる時のほうが、何かいつもより演技が上手に見えたのは気のせいでしょうか





↑来年の大河ドラマ、西郷隆盛役はオザユキにやってほしかったな~。篤姫でのオザユキの西郷どん、めっちゃカッコカワイかったもんね~🍏